マカ放射線ニュース

マカは精力増強などに効果があり、「天然のバイアグラ」とも呼ばれていますが、愛知県小牧市の運輸・食品販売会社「サンシントレーディング」(平手正男社長)が日本で禁止されている放射線照射された健康食品「マカ100%」を輸入・販売したということで食品衛生法に基づき同社に商品の回収を命じたというニュースをNHKで見ました。マカ粉末の殺菌に放射線が照射されていたことが問題になったわけです。インターネット販売で全国に300錠入りのボトル568本など輸入した2000キログラムのうち出荷されたとみられる1900キログラムが回収対象になっています。もしかしてこれらを購入された人がいらっしゃるかもしれませんね。マカの放射線殺菌は輸入前にされたようで、愛知県小牧市同社の平手正男社長はマカが放射線殺菌されたものとは知らずに輸入、販売したと語っている。マカの放射線 殺菌は日本の食品衛生法では禁止されています。

マカの放射線殺菌

そもそも放射線殺菌とは高いエネルギーを持った電磁波や粒子線(ビーム)で殺菌をするということです。放射線殺菌は病院で使われるような注射器などの医療器具の殺菌にはよく使われていますし、アメリカ合衆国では炭疽菌テロ事件以降、50州の全ての郵便局の郵便物が放射線照射装置によって殺菌処理がされています。欧米ではもともと放射線殺菌は高温殺菌をすることによって変質や風味が損なわれてしまうスパイスなどの殺菌に用いられてきました。放射線殺菌と言うと怖い物のように感じますが、実は従来医療現場で広く使われてきた紫外線殺菌の延長にあるものです。ただ日本では安全性に疑問があるとされ食品、もちろんマカへの放射線殺菌は禁止されています。マカへの放射線殺菌の安全性については確定されたものがないので現状では禁止ということになっているのですね。マカに限らず、海外から輸入される物がどのように製造された物なのかをしっかりと確かめた上で輸入、販売するのは輸入業者の大切な使命だと思います。

放射線殺菌でないマカ

日本でマカなどの食品類の殺菌法で認められているのは高温殺菌です。人体に有害な微生物のほとんどは100℃で死滅するとされているからです。ただ、100℃でも死滅しない微生物も存在しますし、高温殺菌は熱によって食品中の化学物質が変性してしまうという欠点もあります。今回マカ の放射線殺菌が問題にされましたが、完璧な殺菌方法はないというのが現実だとおもいます。ただ、放射線というと原爆や原発の放射線事故を連想させるのか、拒否反応を呼びやすいですね。実際、放射線殺菌は人の体に対しての安全性が確認されていないために使用禁止になっているのはもっともなことと思います。疑わしくは許可せずは行政にとっては当然の処置であるのも理解できます。今回のマカ 放射線ニュースを期に放射線の安全利用についてみんなが考えられるようになれたら良いなと思います。マカ以外に放射線殺菌された食品が輸入されていないのもまた現実だと思いますので。

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